2021牧者カンファレンス
昨年に続きZoomではありましたが、今年も牧者カンファレンスが開催されました。7/3.10の両日、各国共通のテーマ「私の決断、神の報い」のもと、全国から80名を超える牧者が参加しました。
冒頭に、オリンピック史上最も感動を与えたシーンと言われるバルセロナオリンピック(1992)男子400m準決勝のデレク・レドモンド選手の映像が流されました。前年のヨーロッパ選手権100m×4リレーで優勝しており、期待がかかっていました。しかし、150m過ぎで太ももの裏を傷め、レースを断念しなければなりませんでした。彼は痛みをこらえ必死でゴールを目指します。すると客席から父親が走り寄ります。デレクは「やめても良い」という父親に、泣きながらゴールを目指すことを伝え、一緒にゴールを切りました。転じて、多くの労苦を献げながらも、時として立ち上がれない挫折を味わう牧者。主は、デレクの父親のように寄り添い、牧者と共にゴールしてくださいます。父親にとっての金メダリストがデレクであるように、主にとっての金メダリストは牧者です。魂の救いと弟子作りの尊き主の業に献身した牧者を、主が共にいて喜び慰め、痛みを担い、時として肩を抱き抱え、歩み続けてくださいます。
カナダ・オーストラリア・アメリカの牧者からは、証しビデオが届けられ、千葉・大阪の牧者の証し、趙師によるカザフスタンやインドネシア・カンボジアの家の教会紹介を通して、家の教会が聖書の教会であること。牧者の尊き献身が、主にあって各国で用いられていることを知りました。コロナ禍に負けず、危機を好機に転じて、一人ひとりの魂に仕える牧者の姿に感動しました。
18組に分かれて実施された「六つ撚りグループの分かち合い」は覗いたわけではありませんが、参加者の表情から祝福されたことがわかりました。知立の松平夫妻はじめ5組の準備委員の労に、主が報いてくださいました。感謝をもって恵みの一部をご報告します。
そこでイエスは弟子たちに言われた「収穫は多いが、働き手が少ない」マタイ9:37