I stay at home with Jesus

牧会コラム   その658   …ステイ・ジーザス

4月23日に、教会に隣接するご近所7軒に、教会の新型コロナウイルス対策のご説明文を届けさせて頂きました。住宅地に立地しているので、人や車の出入りがあり、近隣の方に漠然とした不安をお与えしているのではないかと感じていたからです。

ご説明には、対策とその効果を記さなければなりません。できれば、事実に基づいた数字による比較が良いと考えました。そこで、普段の教会の姿を数字で表しました。一週間に何人が何時間滞在するのかを、大まかに数えてみました。年間の変動もありますが、結果は1025(人×時間)でした。毎週1.000人が1時間ずつ教会に滞在するのと同じ人的な量感になります。対策後は、愛児園・Awana等の休止と、25人程がライブ礼拝/録音聴取に移られた事もあり、現在は約100(人×時間)です。教会に滞在する人的量が9割減ったので、接触機会も9割程度減少したと考えられます。

 ご説明には結果だけでなく、手指消毒・検温とセルフチェック記録・施設消毒記録と消毒剤・換気・席間2mの分散礼拝についても、簡単な写真を添えて記させて頂きました。ご説明を通して近隣の方々が、少しでも安心を感じていただければ幸いです。合わせて、自粛要請の中でも礼拝に集りたい理由を添えて、集うことを見守りくださるように、お願いをさせて頂きました。

 災禍を通して「聖徒の交わり」の意義と、「キリストのからだ」なる教会の意義が問われています。自律的判断と工夫で礼拝を続ける教会と、隣人を愛するゆえに礼拝を休止する教会があります。どちらも、本質を保つには、一層の主の愛と知恵を必要としています。私たちをこの時代・この地に置かれた主の御旨を求めます。ステイ・ホームが、ステイ・ジーザスとなりますように!

「私たちは主のもの主の民その牧場の羊」詩篇103篇3節抜粋