信仰のメンテナンス

A・B礼拝の開始5分前にフェローシップルームの端で、執事が牧師に手を置いて祈っている様子を目にした方も多いと思います。執事は礼拝式の祝福と、説教が聖なる御言葉として、神様から礼拝者に語られ、礼拝者が受け止め一週間の糧とするように祈ります。

教会は、聖霊が弟子たちに降臨した日に生まれました。イエス様の言葉と証の意味を明確に悟った弟子たちは、大胆に悔い改めを問いました。人々は「兄弟たち、私たちはどうしたらよいでしょうか」と救いを求め、弟子たちは悔改めとバプテスマを勧めました。その日、弟子の言葉を受け入れた三千人が神の家族に加えられました。

私たちも礼拝に臨む時、自らを省みて「どうしたらよいのでしょうか」と御前に心を注ぎ出すならば、主が豊かに応えてくださいます。三つの視点をもって、御前にてんけんしましょう!

1.自身 罪の中に死んでいた私たちは、キリストにあって罪の赦しを受け、御国を受け継ぐ者となりました。神の作品であり、予め備えられた良い行いに歩みます。

 点検:主の愛と赦しに対する慣れ。自分の正義の誇張。世の富・栄誉への執着。備えられた良い行いへの不熱心・無関心。

2.隣人 キリストは隔ての壁である敵意を打ち壊され、私たちは一つとなり、神の家族となりました。キリストにあって互いに愛する愛を経験し、世の隣人にも愛を証しします。

  点検:主の愛より人間の愛に関心。へりくだりの難しさ。愛せるようになるための祈りの欠如。隣人の困難に対する冷淡。

3.教会 主は、全世界の人々に福音を伝えるために、ご自身のからだなる教会を立てられました。主は、教会を聖くされ、聖徒たちを用いて世界をも聖くされようとされました。

 点検:教会の使命を優先する困難。神の聖さへの憧れ不足。目と耳の誘惑への惑わし。主の選ばれた人生に期待が小さい。

「聖なるもの、傷のないものとなった栄光の教会…」エペソ5:27抜粋

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