実を結ぶように!

その789  …実を結ぶように!

 早期に、各牧場を牧師夫妻で訪問させて頂こうと思っています。「牧師宅確認牧場を実施したので、もう十分ではないですか」との問いが聞こえてきそうです。理由は一つ「私の性質の弱さ」です。
 物事を計画し、形を作るところまでは、熱心に進める方だと思います。しかし、形ができると「ホッ」として、力を抜く弱さがあります。自分の事は勿論、教会など公の働きにおいても、この弱さが顔を出し、実を結び続ける…本当の完成にまで至らない現実を、見させられてきました。幸い、牧場は牧者と牧場家族の献身が大きいのですが、牧師の「詰めの甘さ」が無いとは言えません。
 小学校の国語で読んだ「木登り名人は」は、登り終わった弟子が地面に近づいてから、気を抜かないように声掛けをするそうです。家の教会における私の役割にも、同じ性質があるように思います。

韓国全州市の金ヨンジュ先生は、5人の祈りリストを信徒全員が提出するまで、家庭は勿論、職場にも電話をかけ、さらに会社の前で待ち伏せしてでも、全員のリスト提出を手伝ったそうです。信徒は、牧師の真剣さに動かされ、リストを出して祈り合いました。その結果、主が豊かにお働きくださる、実り豊かな牧場が立ちあがりました。待ち伏せはしませんが、熱心さは真似したいと思います。
 この願いから、牧師宅確認牧場での共通理解を、各牧場の現場において実現し、恵みを味わい、魂の救いと弟子作りに繋がるようにお手伝いをさせていただくために、訪問をさせていただきます。
 牧場家族のみなさんも、牧者がプログラムを確認しながら牧場を進める際に、その意味するとことを受止め、実践し協力して頂けるならば幸いです。また、未参加の方も祝福をお祈りください。

「地面を深く掘り下げ、岩の上に土台を据えて、家を建てた」ルカ6:48抜粋