献身祈祷への招きその2
先週のコラムでは、献身祈祷への招きを取り上げました。要点は、① 神様が私たちの礼拝での応答を歓迎してくださる。② 日本文化にもある区切りは、教会では週毎の区切り。③ 主が共におられる祈り、特に牧師との祈りは心強く印象に残る。以上の三点でした。本日は、週毎の区切りについて補足をさせていただきます。
区切る理由は、足場を作るためです。足場には二つの働きがあります。作業現場に敷かれている大きな鉄板のように、作業を安定させます。また、下の階ができてから上の階の工事を進めるビル建設のように、足場は次の作業の土台となります。安定と土台の働きです。
ノアが箱舟を出た時(創8:20)、アブラハムがカナンに入った時(創12:7.8)、イサク(創26:25)、ヤコブ(創33:20)、モーセ(出17:5.24:4)、ヨシュア(ヨシュア8:30)など節目ごとに祭壇を築き、その場での平安と、次に歩み出す霊的足場を築きました。イエス様が救いを完成され、聖霊様による教会に時代になると、聖徒が霊のいけにえとして献げる献身と祈りが神に受け入れられるようになりました(Ⅰペテロ2:5)。
日々の暮らしは連続していますが、主は新しい週を備えてくださいます。私たちも、みことばへの応答をもって、取り組むべき課題を確認し、展望をもって歩み出すならば御旨に適っています。進み出るのは毎週でなくとも、応答決心は毎週心掛けましょう。主の祝福が、礼拝者一同の上に豊かにありますように。 …祈祷も歓迎!
「祈り求めるものは何でも、すでに得たと信じなさい」マルコ11:24抜粋