今年度は、9/23(土)に愛児園の公開体育が予定されています。公開体育と呼称しているのは、日頃の体育の取組みを保護者に見ていただき、一人ひとりの成長を共に喜ぶための催しだからです。
屋外では準備運動とリズム体操・20m走を実施、他は屋内の礼拝室で行います。20m走は二人が並んで走り、着順ではなく各々自分の新記録を目指して走り抜けます。新記録が出ると園児が互いに拍手と歓声をもって喜び合います。心が暖かくなるプログラムです。
20m走では園長としてストップウオッチを握り計測します。役得が二つあります。まず20mを全力で走り抜ける園児の表情を間近で見られる特権です。次に、計測値を記録係に伝えると、新記録か否かがわかるので「○○さん新記録~!」と伝えます。すると園児から歓声が返ってきます。これも役得だと思います。
喜んでばかりいられません。私も自己新記録を求めなければならないからです。肉体は衰退期かも知れませんが、人格は御前にあって変革期のままです。人と比較すると情けない自分を見させられます。しかし、未来に向かう自分に対して責任を持てば良いのです。神様から預かっている賜物を生かす人格は、神と人を愛する使命においても向上しなければなりませんが、一朝一夕に成長できるわけではありません。忍耐をもって隣人を愛し尊ぶための努力を惜しまず、修行ではないので喜びも感じながら価値あるレースを続けます。
「私たちは到達したところを基準にして進むべきです。」ピリピ3:16抜粋