家の教会、満10歳

10年前の2011年1月16日、4つの牧場開始が礼拝で報告され、一同で祝福を祈りました。4牧場は、港南牧場(山口裕美子牧者:日17:30大瀧宅)、田中牧場(藤村みゆき牧者:木19:00中川宅藤村宅)、譲牧場(阿部美代子牧者:木18:30大津宅)、宇井牧場(山本禮子牧者:水18:30山本宅)です。改めて、率先して牧者を引き受けられた姉妹方と、毎週の家庭開放を決断くださった5家族に感謝いたします。

凝縮された10年でした。この間に洗礼・ハグ式に導かれた40名のうち36名が主の弟子として教会に集い続け、牧場家族も共に成長させていただきました。変化の痛みもありましたが、皆で真摯に話し合い決議したので、主の祝福をいただけたのだと思います。

この年の3月11日、東日本大震災が発生し日本中が痛みを覚えました。10年後の今日も多くの課題が残されており、続いて祈りに覚えたいと思います。また、昨年からの新型コロナウイルスによる世界的感染も、後代に語り告げられるであろう大災害ですが、なんとか乗り越えていきたいと願います。

コロナ禍によって、世の中全体が実生活においても精神的にも、締め付けられるような苦しみが続いています。しかし、大震災によりボランティア活動が多くの市民に拡がり、機能的に改善された例を覚えます。コロナ禍の困難においても、変化に順応する強さが市民に与えられ、新しい繋がりが生まれているように感じます。

家の教会においても、牧者をはじめ牧場家族が、魂の救いと弟子作りの目的を見失うことなく、各々に置かれた現状で最善が献げられています。制限を受けながらも諦めることなく、主が出合わせてくださったVIPを愛し続けています。そして、聖徒同士が互いに敬意をもって支え合っている姿は、家の教会の真骨頂であり、世への力強い証です。知立の家の教会、満10歳を感謝します!

「神を賛美し、民全体から好意を持たれていた。」使徒2:47抜粋