SNSの有効活用

LINE(ライン)やFB(フェイスブック)などは、以前から手軽さがうけて多くの方に利用されています。コロナ禍によって一層多くの方が、LINEやZoom(ズーム)を利用するようになりました。教会でも、説教の録音配信や各牧場の連絡用にLINEが用いられ、個人的にFBを愛用されている方もあるようです。皆さんは、普段から隣人への配慮を心掛けていますので大丈夫ですが、便利さゆえに課題もあるようです。一般的な理解も参考に、御前にふさわしい利用法を学んでいくことができれば幸いです。私の簡単なおさらいを紹介します。

いわゆるSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)の利用について、社会にも次のような共通理解があります。「ややこしくなるような話は、リアルに会う、電話をするほうが行き違いがなくて確実。さまざまな事情があるだろうが、リアルに勝るものはない」です!

気軽さの第一は、形式的な表現を省略して、打ち解けた会話のように発信できる点です。良い交流を続けるコツは「相手の発信は、相手の庭のようだ」との理解です。文章・写真・引用全ては発信者の管理下にあるので、第三者は穏やかな表現で、発信者に共感する立場で見守り、必要であれば好意的に返信します。人の庭にゴミを捨てたり、勝手に進入して踏み荒らさないのと同じです。

気軽さの第二は、自分の都合で、発信・確認・返信・保留を選ぶことができる点です。会議的な用法においては、お願いとして返信を求めることもできますが、強制しません。既読にならなかったり、返信がないことは、SNS利用の共通理解なので気負いません。

教会や牧場でも、連絡や打ち合わせの補助機能として用いられていますが、主機能としては用いません。今後もSNSを賢く利用し、浮いた時間と力を、魂の救いを願い、訪問や届け物、書置きに用いるなら、御前に喜ばれる有効活用と言えます。踏み出しましょう!

「私は知恵の道をあなたに教え、まっすぐな道筋にあなたに導いた」箴言4:11