家の教会の使命

 2011年から家の教会の歩みが始まりました。ヒューストンのチェヨンギ師が提唱したあり方を基本とし、招待教会と趙先生の実践をモデルとして知立に適用してきました。今後も、日本家の教会ミニストリーの交わりの内に一層整えていきます。家の教会のあり方が完全であるとは言えませんので、より優れたあり方を求めます。では、何をもって現時点における最善と判断できるのでしょうか。

1.聖書の教会の姿を志向(使徒2:46.47) 世界の渇く魂に生きる希望を見せる信徒の生き方は、家の教会と共同礼拝に実現します。

2.イエス様の命令に従う聖徒と教会(マタイ28:19.20) 神の愛に満たされた信徒は弟子となり、魂の救いと弟子作りに仕えます。

3.信徒と牧師の役割分担(エペソ4:11.12) 信徒が使命に生きるように、牧師はみことばと祈りと生きる見本をもって仕えます。

4.イエス様の教授法(マルコ3:13-15) 生活を見せて、教えます。現場での実践により、伝達した知識が実を結ぶように導きます。

5.仕えるリーダーシップ(マタイ20:28) 魂の救いの為に主の賜物を用いて未信者に仕え、牧場家族に見本を示し弟子を作ります。

6.共有と分ち合いの時代(マタイ6:33 使徒2:44.45) 神の被造世界を貪欲から守り、恵みを共有し喜び合う生き方を証しします。

…以上、家の教会のあり方がふさわしいと言える根拠です。

 10年の経験を通して、一層の祝福の為の宿題もいただきました。① 魂の救いに至る過程 牧場での祈りによる神体験~いのちの道・信仰告白の集い~礼拝 この過程をより丁寧に提供します。② 牧者の献身支援(マルコ6:7) 主は二人ずつ遣わしました。牧場では二組で仕えます。牧者と支える副牧者的存在です。この原則を回復します。③ 祈りと黙想 ディボーションの学び直しと、とりなし祈りの他に祈り会を検討します。④ 主の弟子作り 信仰告白から、見える教会の枝として共に仕える動機付けと仕組み作りが必要です。

「栄光の教会を、ご自分の前に立たせるためです。」エペソ5:27抜粋