隣人に届く仕え方3

宅急便受け取りが便利になりました。時間の指定に加え、玄関先等の置き配とメール連絡、営業所個別ロッカー受け取りなどです。小売業圧迫、運送コストと環境負荷の増大、労働過負担など課題もありますが、利用者視点での改善努力は認めざるを得ません。

50年以上前になりますが、父の病もあり、我が家の一部を改築して八百屋が始まりました。母が、仕入れと販売を切り回しました。小学3年だった私も、注文をいただいた生鮮品を届けたりして手伝いました。特に年末になると、10kg入りみかん箱を一輪車に積み、指定時間にお客様の家に届けました。今考えると、お客様に便利な宅配付き八百屋で、時代を先取っていたと感心します。

私たちは、人々と弟子に仕えたイエス様の見本、神の家族と異邦人に仕えた弟子の姿を覚え、同じように私の隣人に仕えたいと願います。具体的な場面での難しさを覚えつつも、一歩一歩前進しています。「仕える」決心が生かされる、隣人の視点を確認しましょう。

1.タイミング 時は主のご支配にあります。御心にあって生じた具体的場面も主のものです。時を逃さず、応えます。

2.優先順位 私たちの経験や最善は、仕える場面では妨げになる可能性があります。原則、隣人の希望を評価せず、応えます。

3.読み込み 私たちが気になる隣人の反応は、表面的です。疑心暗鬼になる必要はありません。信頼されているので、個人的接点が生じました。読み込まず、好意的に受け取って、応えます。

4.謙遜 身を低くして発する言葉を用います。お願い、感謝、謝罪は、謙遜を発揮するチャンスです。応えて、違いを見せます。

隣人が幸せになるお客様視点で、応えましょう。…次回に続く。

「深い慈愛の心、親切、謙遜、柔和、寛容を着なさい。」コロサイ3:12抜粋