隣人に届く仕え方6
牧者はじめみなさんが仕えておられるご奉仕が、一層実を結ぶことを願いつつ、コラムに隣人に届く仕え方シリーズを載せました。
最終回のテーマは「やり切る」です。隣人に仕えるには、時を見極めて仕える瞬発力と、期待を伴う忍耐の持続が必要です。主に用いられやすい器として、自分を治める練習を続けましょう。
① 適時:仕える基本は、隣人が望む時に応えることです。主への献身が原点ですから、予定を譲っても主が報いてくださいます。葛藤を覚えますが、選び切れるように心を治め、助けていただきます。
② 方法:私たちには経験に基づく方法があり、無意識に押し付ける危険があります。隣人が主人公ですから、隣人のやり方を尊重し、そこにある利点を見出します。隣人が望めば修正を提案します。
③ 願い:人には、固有の夢や希望がありますので、願いをそのまま受止めます。心の中の評価も表に出るので、共感できるように心を治めます。結果よりも、共感し仕えた足跡に価値があります。
④ 継続:主の召しに応えて始めた奉仕は、主が終わりを示すまで続けます。イエス様が毎朝御旨を確かめたように祈りに導かれます。人への情愛が、主への献身を覆い隠さないように心を治めます。
⑤ 終了:終わる決心は、開始より困難です。愛情は賜物ですが、執着に変わると判断が鈍ります。成果による判断ではなく、役割の終了を見極めつつ、次に開かれ導かれている献身の扉を開きます。
⑥ 満足:神様は何でもできますが、私たちの祝福を願い奉仕を任せられます。隣人に仕えるために献げたすべてを、神様はご存じですから、報いをもって私たちを主のお姿に変えてくださいます! 知立の兄弟姉妹と共に、自分を見つめ治め、成長できる幸いに感謝。
「喜びなさい。天においてあなたがたの報いは大きいのですから。」マタイ5:12