セミナー開催

 先週火曜日~土曜日に、日本開催第15回の牧会者対象家の教会セミナーが開催されました。3年ぶりの開催は、開催決定が遅れた上にコロナ対策も必要であり、準備など難しい面もありました。しかし、7名の受講者お一人お一人が恵みを受けて帰られたように感じました。祈りと尊きご奉仕によって支えてくださった兄弟姉妹と、休園などご協力いただいた愛児園関係者に感謝いたします。
 今回は、コロナ禍の痛みを覚え、牧場再編の大きな変化を経た私たちが、果たしてセミナーを開催して良いのかという問いから始まりました。答えは、ありのままの姿をもって証をし、学びにおいて自ら原点に帰ることが誠実であるとの結論に導かれました。そして「本質の確認」と「更なる進展」を覚えつつ準備いたしました。
 家の教会の本質は、共に食する神の家族であり、互いに器官として仕え合う主のからだです。私たちの十年間の足跡が、必ず証になると信じていましたが、受講者の目と耳にも、VIPに仕え、互いの賜物を喜び合う牧場家族の姿が届きました。感謝です。
 同時に、私たちの家の教会が完成された姿ではなく、今なお困難や痛みを覚えつつ、試行錯誤しているありのままの姿を知っていただくことができました。現状に立ち止まらず、変わり続けようとする兄弟姉妹の姿が、きっと励ましになったに違いありません。
 知立教会が「魂の救いと主の弟子作り」において、証が立っているかと言えば、そうとは言えない2~3年を過ごしています。真摯に現実に向き合い、セミナーを通して確認した原点に立ち返りつつ今ある姿にふさわしく再出発したいと願います。家の教会は、やはり現代の教会に必要な証です。主の期待に応え続けましょう!

「主にあって、その大能の力によって強められなさい」エペソ6:10抜粋