石焼き芋の玉石

 先週、恒例の焼き芋を行い、園児・アワナクラバーと共に、秋の恵みを味わいました。2002年以来、西隣の畑を杉浦様からお借りしています。園児の苗植えのための土作り、畝起こし、植え付け後の雑草引きと夏の水やり、収穫後のつる肥料作りなど、山口夫妻がよく管理してくださり、収穫を迎えることができました。
 収穫後3週間程の追熟を経て、甘みが増したところで焼きます。ねっとり系の紅はるかを植えました。今年は作柄も良く、美味しく焼き上がったようで、安心しました。そもそも大量の芋を焼くなど経験がありませんので、初期は畑の端に炭焼き窯のようなミニ焼き場を作り、下から炎を上らせて焼きました。その後、砂を使って保温効果を高め、一輪車の荷台をかぶせた簡易窯に変化。花壇に移動し、さらに教会のバーベキューコンロによる炭火焼きに変わり、最近は玉石を使う石焼き芋に挑戦しました。改良で、簡単かつ美味しくなりました。今年も園児とクラバーに楽しんでもらい感謝です!
 石焼き芋は、予め熱しておいた玉石の上に、芋を並べます。厚さ3cm位の玉石が芋を炎から守り、石を介して間接的に伝わる熱が、芋の内部まで届き、じっくり美味しく焼き上がるようです。

 私は、芋を焼く玉石のようになりたいと思います。神様の語りかけや御言葉の真理にある恵みを、まず自分で味わい熱くなります。そして、時間をかけて温めるように隣人の心深くに届けます。やがて、イエス様の愛が隣人の芯(魂)まで届き、味わい豊かな喜び溢れる生涯に変えらます。焦がさないように、冷めないように、イエス様の愛を届け続け、隣人が恐れるなら、大丈夫だよと力付けます。主が隣人を祝福されるので、私は愛を伝える玉石になれるのです。

「私が植えて、アポロが水を注ぎました…成長させたのは神です」Ⅰコリント3:6抜粋