子どもも共に献げる

今春から、銀行窓口の硬貨入金に手数料がかかるようになりました。最寄りの信金では、50枚以上500枚までが550円です。担当者の負担と経費の軽減から、礼拝献金の硬貨を減らしていただくようにお願いをさせていただきました。皆さんのご協力により硬貨が随分減りました。しかし最近になり、見落としていた信仰的視点に気付かされました。お詫びと共に訂正をさせていただきます。見落しに気付かせられたのは、クリスチャンホームの子弟が発した一言です。「僕は、どうして献金をしなくなったの?」という問いに、返す言葉がありませんでした。

子どもの献金には、祝福に至る二つの恵みがあります。① 集める時代にあって、与えられるばかりの子どもが、信じて委ね、自らお金を手離すという、他にはない貴重な体験の積み重ねになります。② 神様への感謝を、皆で一緒に表す祝福の機会です。クリスチャンホームでは、前日から子ども自身の財布に硬貨を用意してあげます。共に主の日の礼拝を待ち望む、生活の場で神信頼を育成する大切な機会です。

会計奉仕者の負担は多く残りますが、手数料のために良い機会を犠牲にするなら、私は子どもを邪魔して主に叱られた弟子と同じです。昨日の執事会でも、経緯などを再確認しました。以前のように各々に用意された硬貨を、感謝の献金に用いてください。今後も、主の養いへの感謝と、キリストのからだなる教会の歩みを支えるために、感謝をもって共に献げてまいりましょう。私たちの主への姿勢が、子どもたちの心に残り、神様への信頼を養いますように、心より願い求めます。

改めて、集計記帳・出納処理・各種手続き等、誠実な会計奉仕に感謝いたします。尊きご奉仕に主が報いてくださいますように。

「子どもたちを来させなさい…邪魔してはいけません」マタイ19:14抜粋