来年の聖餐式
先日の執事会で、来年の教会の歩みについて話し合われました。魂の救いと主の弟子作りに仕える家の教会の更なる進展を願い、年間聖句の確認、家の教会のカンファレンス・セミナーの参加と支援、教団宣教130周年大会参加、執事推薦などの大枠です。今後決算予算、皆様からの活動報告を含めて総会資料を作成いたします。
今年工夫して実施した聖餐式の日程も決まりました。コロナ禍の前から、礼拝者全般への配慮を込めて年間4回程度に変更する予定でした。2021年は、教会暦を意識し2・5・8・11月に実施させていただきます。新年1回目は2月14日(日)です。2月10日は「灰の水曜日」と言われ、4月4日のイースターまで46日間にわたるレント(受難節)が始まる日です。つつしみ深い生活を心がけ、祈りのうちに主の受難と復活を迎える習慣が、4世紀頃から教会に浸透したと言われています。灰は旧約聖書の預言者や王が、悔い改めと嘆きの際にかぶりました。決して短くはない6週間以上の日数をかけて主の受難と復活を真摯に受け取る、聖徒の敬虔さを感じます。主にある先人たちは、自ら進んで生活様式を整え、慎み深く主の受難と復活を迎えました。私たちも、聖餐から主の受難日にかけて、日常生活の中に主をお迎えし、主の御想いに一層敏感でいたいと願わされます。続く3回は、教会が生まれたペンテコステ(聖霊降臨日)の5月23日、世の光・地の塩として献げる平和祈祷日の8月1日、聖書に立ち返る宗教改革記念日の翌聖日11月7日です。
知立教会は、分散になりましたが年間を通して礼拝を献げ続け、聖餐式も行いました。しかし、教会に集うことが許されず、聖餐式も停止している教会が少なくないことを覚えます。主の慈しみにおいて、コロナ禍が速やかに終息することを祈ります。私たちは緊張感と共に日常に遣わされ、聖日毎に御前に集い感謝を献げます。
「このキリストにあって…主にある聖なる宮となります。」エペソ2:21抜粋