知立教会の賜物
物事が動かないように感じる時には、振り返って確かめ、調整する良い機会です。先日の信徒対象家の教会セミナーでの奉仕は、コロナ禍で制限を受けている教会の歩みについて振り返る、良い機会となりました。セミナーで基本的な家の教会の姿を語りながら、知立教会と、私自身の姿を振り返りました。基本は、4つの柱「主が命じられた魂の救いと弟子作り」「見せて教える」「聖徒を整える牧師の聖書的役割」「仕えるリーダーシップ」です。また三つの軸「牧場」「道コース」「共同礼拝」が良く展開されることにより、家の教会としての実を結びます。何度繰り返しても、必要な学びです。今回は、今後大切にすべき恵みにも気付かされました。
その一つは、知立教会に与えられた「子ども」という賜物です。礼拝や牧場に子どもたちがいてくれる事は大変な祝福であり、私たちに希望を与えます。加えて、知立教会の子どもたち一人ひとりには、神様が豊かな個性と特長をくださっており、見ていて楽しくなります。保護者としては、心配や悩みをお持ちかと思いますが、魅力的な子どもばかりです。何よりも、保護者が愛をもって大切に育てておられることが最大の理由ですが、教会の文化である「隣人の祝福を願い、隣人に仕える」=「自分でできるように助ける」愛の眼差しが、子どもに好影響を与えているのだと思います。
では、家の教会において、どのように用いられるのでしょうか。教会の入り口である牧場には、子育てに悩むVIPも招かれます。秩序ある環境におかれた知立の子どもたちは、仕えてもらったように仕えることができますので、自然に子どもVIPを歓迎します。この姿がVIPの希望となり、牧場参加の良い動機となります。
今後、証しに必要な牧場の秩序を、ヒューストンに習い、仕組をもって実施しようと思います。牧場を通して、招かれるVIP家族が、希望ある人生に変えられる幸いを、共にお祈りください。
「子どもたちを、わたしのところに来させなさい。」マルコ10:14抜粋