VIPフェス

先日、ある教師会での学び会から、今日的課題として「多くの教会が、イベント的な集いから礼拝、求道者、受洗者というプロセスのイメージがつかめないと言う様子でした。イベントから礼拝への道が遠いと思っている教師が多くありました。」という報告がありました。家の教会関係の教師会ではありませんので、直接の適用はできませんが、既存教会のあり方に縛られなければ、家の教会を通して課題解決が与えられます。証しを立てて、家の教会を多くの牧師信徒に紹介したいと、改めて決意しました。

牧会者(教職)カンファレンスの準備学び会(5/26)で、趙先生からVIPを招く方法のアドバイスをいただきました。招待教会で以前行われていたVIPフェスティバルです。内容は著名なクリスチャン音楽家などを招いて行われる証コンサートです。ただのイベントと異なるのは準備です。3ヶ月前に各牧場からVIP候補の名簿を出し合い、VIPの参加と祝福と導きを、教会の公の祈りとして祈ります。そして、上等な招待券を贈呈します。一般への案内は皆無です。参加するVIP全てが、牧場と教会の祝福の祈りをシャワーの様に浴びた方々です。当日は、牧者はじめ牧場家族がVIPを送迎し、エスコートして歓迎します。結果は、招待教会の牧場の祝福に繋がりました。しかし、毎年開催はイベントの為のイベントになるので、何年かに一度、牧場で祈りつつ実施することによって、一層実りが豊かになるようです。

冒頭の報告の、イベントが救いの導きに繋がらない諸教会の状況とは大きく異なる結果です。信徒の献身が、魂の救いという豊かな実りに繋がるならば、徒労ではなく価値ある献身となります。

知立で2年前に経験した韓国宣教チームによる料理教室は、短期間の準備と祈りでしたが、10名程のお客様が来会されました。コロナ明けに備えたVIPフェスも、一考の価値がありそうですね。 「勤勉で怠らず、霊に燃え…ひたすら祈りなさい。」ロマ12:11.12抜粋