家の教会パッション
牧会者(教職)カンファレンスの祝福をお祈りいただき、ありがとうございました。コロナ禍のWeb開催でしたが34名が参加し、充実した学びと、良き分ち合いを共にすることができました。今年は4本柱と三つの軸について、計5回1時間ずつの講義を受け、その都度3つのグループに分かれて1時間程の分かち合いを行いました。
参加された先生方は、既に牧場を形成しておられる教会、試行中の教会、会員と理解を共有するために取り組んでいる教会、牧師の中で構想を温めている教会など、種々の背景から参加されました。グループワークは、背景の異なる先生方が互いを知り、今後も祈りをもって支え合い、地域の牧師牧場に繋がることを意識しました。事実、心配や戸惑い、期待や感謝など多くの分かち合いがされました。不思議と、他の教師会では味わえない親密さが生じ、互いの取組みを尊重し、ねぎらいと共に一歩前進できるような励ましに満ちていました。主催側でしたが、心がほっこり温まりました。
家の教会に関わる牧師同士に良き関係が生じるのは、家の教会の本質が表れているからだと思います。趙先生の講義を通して、家の教会は聖書の示す教会の姿であり、主が願う教会の姿なので、私たちは主の方法に従う、という基本的な姿勢を確認しました。牧師同士が、同じ方向を向いているので、互いの賜物や置かれた環境の違いを尊重し、愛する為の情報となったのです。
家の教会は、方法論ではなくスピリットの共有であり、牧師の情熱が必要であることも参加者の印象に残りました。牧師同士の関係が、事務的であったり比較対象であるなら、情熱を共有することができません。受けた愛と赦しの大きさに感動し、主との出会いに生涯を懸ける情熱こそが、家の教会に仕える牧師の共通項なのです。
私自身にも、牧場、道コース、礼拝における適用と応答をいただきました。今後、分かち合いつつ実践させていただきます。
「この方以外には、だれによっても救いはありません」使徒4:12抜粋