セミナー:牧者の証②

 牧会者(教職)対象「家の教会」セミナー八日間の講義提供を無事に終えることができました。一週目の「家の教会の概要」に続き、二週目は「いのちの道」コースを中心に学びました。皆さんのお祈り、とりなし祈りメンバーによる連鎖祈祷、そして水曜アワナとプレクラスの調整、背後の諸々のご協力を心より感謝いたします。また、牧者10組が用意くださった各々10数分の証ビデオは、webセミナーに清涼感あふれる潤いを与えました。

 今年は、共通のお題「家の教会の恵みと困難、そして希望」に取り組んでいただきました。各牧者と牧場の経緯と背景、現状と希望を実直な姿勢でビデオメッセージに収めてくださいました。知立に集まり、牧者(家族)と宿泊や食事を通じて直接触れ合っていただくのが本来のあり方です。しかし、コロナ禍におけるweb開催では、ビデオメッセージにより牧者の献身を見て聞いて感じ、講義内容と擦り合わせていただく機会として、大切な意味があります。

 受講された先生方がビデオメッセージから受け取ったのは、牧者の正直さ・情熱・穏やかさだったと思います。ある方は「うまくいかなかった事も含めて、これほど正直な証は聞いたことがない」と感心し、ある方は「教職ではなく信徒が、こんなにも熱い思いで求道者に向き合っている姿を知らない」と驚かれ、ある方は「大変だと言いながらも、やらされているようではなく、自分で取り組んでいることがわかった」と感動されていました。

牧者のことばかり書きましたが、牧場家族なくして牧場は成り立ちません。これからも、みんなで聖書の教会をこの時代に証ししていきましょう。知立の兄弟姉妹と共に歩める幸いを感謝します!

「プリスカとアキラ…彼らの家の教会によろしく…」ローマ16:3.5抜粋